告知第77回「TSとTGを支える人々の会」催し・大質問会&交流会/非公開
「トランスジェンダーと法律&制度上の問題」
話し手&アドバイザー:角田由紀子さん(弁護士)ほか
2000年前半は、「トランスジェンダーの人権」に関することを重点的に、取 り上げていく予定です。 今回は、アメリカ留学中にセクシュアルマイノリティと法律について学ばれ、ト ランスジェンダーに支援的な弁護士、角田由紀子さんをお招きして、大質問会と交 流会を開きます。 日頃、法律や制度上の問題で、疑問に思っていることや、悩んでいることについ て、角田さんと当事者の皆さんと一緒に、考えてみませんか。 角田由紀子さんからのメッセージ 「トランスジェンダーの戸籍の性別訂正について、国内の関連する論文を調べて いて、同性婚を認めるか否かということと、深く関係しているということに気が付 きました。これから、セクシュアルマイノリティの活動の連帯が、必要ではないか と思っています」 ◆話し手&アドバイザー紹介◆ ★角田由紀子(つのだ・ゆきこ)さん……弁護士。 1967年、東京大学文学部卒。75年に弁護士登録、以後、東京弁護士会およ び日弁連の「女性の権利委員会」の委員をつとめ、83年以降は女性の権利に関わ る事件を多く手がけている。86年より民間のボランティア組織である「東京強姦 救援センター」の法律アドバイザーの仕事もしている。セクシュアルハラスメント については、福岡事件、沼津事件、秋田事件などを担当。92年に、8人の女性に よるドメスティックバイオレンス調査研究会を設立し、日本ではじめての夫(恋人 )からの暴力の実態調査を行なった。 94年から96年までアメリカ・ミシガン大学ロースクールで、研究員としてキ ャサリン・マッキノン教授のもとで、女性法学を勉強した。現在は、静岡県弁護士 会会員。98年4月より、性暴力裁判全国弁護士ネットワークの共同代表をつとめ ている。 著書に『性の法律学』(有斐閣)、共著に『女性、暴力、人権』(学陽書房)、 『ドメスティック・バイオレンス−−夫、恋人からの暴力をなくすために』(有斐 閣)など。 【日時】2000年2月11日(金)祝日 13:10〜16:30 【主催】「TSとTGを支える人々の会」 【協力】「FTM日本」 【会場】都内の公共施設 【参加費】1000円(カンパ歓迎!) 【問合わせ・連絡先】※変更したので、ご注意下さい。 〒156−0044 東京都世田谷区赤堤二郵便局留 「TSとTGを支える人々の会」 ※住所には、必ず「赤堤ニ郵便局」と漢数字の「二」を入れて下さい。 【参加資格】TS/TG/TV当事者の方。またはその家族、パートナー、支援者 の方々。 ◆当日のお手伝いをして下さる方を募集しています。 ◆参加を希望される方は、電話で事前に申し込み、受付け番号をもらって、会場を 教わって下さい。(参加者のプライバシーを守るためです。ご協力ください) ◆マスコミ関係者の参加及び取材はお断わりします。写真&ビデオ撮影・録音厳禁 ★催しの後、近くのお店で、親睦をかねたささやかな二次会をします。参加ご希望 の方は、閉会後お残りください。会場にご案内します。