告知第78回「TSとTGを支える人々の会」催し・ワークショップ/参加者限定
「トランスジェンダーのためのメディアリテラシー◇新聞&雑誌篇」
話し手:井上輝子さん(和光大学人間関係学部教授) 《予約制》
皆さまもよくご存知のことですが、1996年7月に埼玉医科大学倫理委員会が 答申を発表して以来、性同一性障害についての報道が急増しました。オーディエン ス(受け手)の当事者の中には、新聞や雑誌に報道されていることは、すなわち真 実と、鵜のみにしてしまっている方もいます。また、取材を依頼されて、どうした らいいのか、戸惑う方もいます。そこで、ぜひ、メディアと賢く付き合い方法を身 につけませんか。 今回は、「ジェンダーとメディア」研究の第一人者、井上輝子さんが新聞&雑誌 を中心に、ワークショップを開いてくださることになりました。MtFTSで、ド イツ・クウェレンドルフ村の元村長、ノルベルト・リントナーさんの事例を、取り 上げる予定です。 ☆定員30名と限定されているため、下記の連絡先に必要項目を記入し、返信用の 80円切手を同封の上、郵便でお申し込みください。2月20日必着です。 【記入事項】 @お名前 A郵便番号、ご住所 Bお電話番号あればEメールアドレスも Cこのワークショップに参加する動機 ☆申し込み多数の場合、参加をお断わりすることがあります。ご了承ください。 ☆「トランスジェンダーのためのメディアリテラシー◇テレビ篇」も予定しています。 メディアリテラシーとは「メディアの批判的読取り能力と使いこなし能力」のこ と。その基本は…・メディアはすべて構成されたものである。 ・メディアは現実を構成する。 ・受け手がメディアから意味を読み取る。 ・メディアは商業的意味を持つ。 ・メディアはイデオロギーと価値観を伝えている。ほか ◆話し手紹介◆ ★井上輝子(いのうえ・てるこ)さん……1942年生まれ。現在、和光大学人間 関係学部教授。1970年代初頭のウーマンリブ運動に参加する中で、女性学と出 会う。 1974年に和光大学で女性学講座を開設して以来、「ジェンダーとメディア」 研究を軸にしつつ、広く女性学の研究と教育に従事、また自治体の女性行政などに も関わってきた。女性雑誌研究会を主催し、日本女性学会、日本婦人問題懇話会等 会員。 主著:『女性学とその周辺』(勁草書房)、『女性雑誌を解読する』(編著・垣 内出版)、『日本のフェミニズム』全8巻(共編・岩波書店)、『メディア・セク シズム』(共編訳・垣内出版)、『女性のテータブック』(共編・有斐閣)、『女 性学への招待』(有斐閣)など。 【日時】2000年2月27日(日) 13:10〜16:30 【主催】「TSとTGを支える人々の会」 【協力】「FTM日本」 【会場】都内の公共施設 【参加費】1000円(カンパ歓迎!) 【問合わせ・連絡先】※変更したので、ご注意下さい。 〒156−0044 東京都世田谷区赤堤二郵便局留 「TSとTGを支える人々の会」 ※住所には、必ず「赤堤ニ郵便局」と漢数字の「二」を入れて下さい。 【参加資格】TS/TG/TV当事者の方。またはその家族、パートナー、支援者 ◆当日のお手伝いをして下さる方を募集しています。 ◆参加を希望される方は、電話で事前に申し込み、受け付け番号をもらって、会場 を教わってください。(参加者のプライバシーを守るためです。ご協力ください) ◆マスコミ関係者の参加、及び取材はお断わりします。写真&ビデオ撮影・録音厳禁。 ★催しの後、近くの店で、親睦をかねたささやかな二次会をします。参加ご希望の 方は、閉会後お残りください。会場にご案内します。